日記・コラム・つぶやき

12月31日 パリ妄想日録 9日目

 本日はパリ最終日。あっという間の日々(たぶん)。名残惜しいですが。夕方のフライトなので、それまでは最後の美術館巡りとお土産の物色で楽しみましょう。

 もちろんパリは大好き。でも昨年のヨーロッパ旅行で廻ったアムステルダム・カーディフ・エジンバラも印象深い街です。それぞれに特徴があり、日本との違いを感じ、改めて日本の良さも理解した旅となりました。それまではアジアを旅することが多かったので、日本との違いが特に印象的でした。アジア各地は懐かしい感じがしますが、ヨーロッパは良い意味で、異質性が最初に感じられますね。街並みも紙と木の文化である日本と石の文化であるヨーロッパでは大きな違いあります。もちろんそれぞれの良さがあり、色々な条件の下、育まれたのでしょう。だから日本の街づくりを考えるとき、ヨーロッパの街並みを参考にするのは良いにしても、そのままでは、おかしなことになるような気がします。

 今回はパリのみの滞在ですが、昨年はボルドー、モンペリエ、マルセイユと廻りました。パリの他ではボルドーが印象に残っています。街の規模も適当ですし、食べ物はおいしかったし。パリが美味しいものが集まる、とすればボルドーは美味しいものが採れる、作れるという感じでしょうか。その代表がワインということになるんでしょうね。
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表通りから一本筋に入れば石畳が続きます。

Photo_8 市内の主要な交通システムはトラム。街の雰囲気によくマッチした車体です。

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市内全体が世界遺産なので、その保全と維持にはいろいろと制約や苦労があるようです。でも観光客にとっては美しい街並み。また再訪したいですね。

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こちらはエジンバラ城。小高い丘にたち、我々の感覚からすると、要塞という方がぴったりします

 エジンバラ城の歴史はイングランドの戦いの歴史です。こちらも再訪したですね。

名残惜しいですが、パリをあとにします。「パリ妄想日録」お付き合いありがとうございました。

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12月30日 パリ妄想日録 8日目

 この日は☆☆☆レストランを予約しております。すでに緊張しております・・・格式云々というより、「いったいいくらになるんだろう・・・」ということに。ここはコースはなく、アラカルトのみ。ワインリストだけで10ページくらいあるとの噂です。これはソムリエに頼めばよいのでしょうが、値段の希望をうまく伝えられるかな。ボルドーの赤のフルボトルで200ユーロ前後位からという事前情報を頂いており、すでに愛妻は電卓をはじいております・・・貧乏は嫌だね。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

 第一この日着るおメシものが大変で、まあ僕の方はスーツにネクタイというありきたりなもので、あんまり深く考えていませんが、愛妻はそういうわけにはいきませんぬ。あーでもない、こーでもないと考え、タンスの奥から久ししく着ていないおメシものを出して「これはどう?あれはどう?」と聞きながらいくら僕が「良いんじゃない?」と答えるものの、本人は気に入らないらしい。

 近所に愛妻お気に入りの中国服のお店があるのですが、何と愛妻はこの日のディナーのためにチャイニーズドレスを新調されるという暴挙(?)にでられました・・・・。この費用を含めると完全に今夜の食事は予算のオーバー。このためフルボトルではなく、ハーフにしなければならないかも。やっぱり貧乏は嫌だ!

Photo_12 よ、よ、よくお似合いですが・・・パリでチャイナドレスを着ると、中国人と思われますけど・・・着物方がよくないですか?
花がきれいですね・・・・

 

 明日は帰国の途に・・・・ですからこの妄想日録も明日で終わり。お付き合い(ってそんな奇特な人がいるのかしら)ありがとうございました。 

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12月29日 パリ妄想日録 7日目

 本日は月曜日。日本ほどでもないけれど、パリでも月曜休館の美術館も少なくない。ただし火曜日を休館日とする美術館の方が多いようです。

 昨年のパリ滞在中は、朝から晩まで美術館巡りをしたにもかかわらず(そのため他の名所、例えばエッフェル塔にも行っていない)それほど多く廻れたわけではありません。その中でも愛妻のお気に入りは、「ルーブル・オルセー」、僕の方は「オルセー、ギメ」です。特にギメ美術館(正式名は国立ギメ東洋美術館)は大好きです。
 Photo_3 まず規模がちょうど良い。そして混み具合も。ですから落ち着いて鑑賞できます。また東洋美術、特に仏教美術を中心とした展示なので、キリスト教の宗教画よりもずっと身近に感じられるということもあるでしょう。

12月8日まで特別展として「伊藤若冲展」を開催していました(その前は北斎展)。夫婦ともに若冲は大好きなので、パリで若冲が見れないのはとても残念です。でも今回の滞在中には可能な限り何度も訪れたいと思っていす。

 本日月曜日は美術館だけでなく、有名レストランなども定休日となっていることも少なくありません。これらのレストランは日曜日もだいだい定休日です。この辺りがフランスらしいといえるのかもしれませんね。

明日は☆☆☆星レストランを予約。今から緊張しております・・・

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12月28日 パリ妄想日録 6日目

 何度も書いていますが、今回の旅の目的はパリ美術館巡り。滞在中、ほぼ毎日最低2箇所は美術館を堪能するつもり。それでもパリには大小様々な、美術館がありますから、その一部をなぞったという程度になるかもしれません。しかも質量ともに充実した美術館が少なくないですから、一日に3か所というのがリミットのような気がしますが・・・・。

 おそらく6日目ですから、ちょっと大規模な美術館には食傷気味のハズ。そんな時には、ひっそりとした雰囲気のある美術館を訪ねたいもの。毎日ステーキではヘキヘキしてしまうように、あっさりとしたものが食べたくなりますよね。でも寿司なら毎日でもいいけど。

 そんな気分の時には、ひっそりと佇むドラクロワ美術館がぴったり。サン・ジェルマン・デ・プレPhoto 教会の裏手にあるので、帰りにはこの教会に寄るのも良いでしょう。ルーブル美術館からは歩いて20分ほどの距離ですから、元気が余っていたら、そぞろ歩きを楽しみたいところです。そうそう、ここは、ルーブルの入場券を持っていたら、無料となります・・・昨年は帰国してから知ったんでちゃんと入場料払いましたけどね。
 この美術館はドラクロワの最期のアトリエ兼住居で、作品だけでなく、住居そのものも鑑賞に堪えうるものになっています。

 彼の代表作である「民衆を導く自由の女神 」はルーブルに展示されていPhoto_2ますが、手紙やパレットなども展示されていて、彼の画家としての息吹を感じることができます・・・というのは、自称芸術家である愛妻の感想。僕の方はそういう芸術的インスピレーションは全く感じず、別の妄想を楽しんでおりました。中庭が特に素敵で、季節の良い時なら、ビアーパティーに最適だと思うのですが。
 ということで、昨年はこの後カフェによって、昼から飲んだくれていたような・・・今年もそうする予定。

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12月27日 パリ妄想日録 5日目

 パリも5日目。この頃になると、すっかり気分は ”パリジャン”。メトロの切符の買い方だって、乗り方だって、お手のもの。本日も美術館巡りの予定です。

 パリは多くの人を惹きつける魅力に溢れた街ですから、世界で一番観光客が多い、というのは素直にうなずけます。そして魅力の一つが食事の質の高さということになるでしょう。日本でも「パリレストラン案内」類の本はそれこそ、それだけで、書棚の一、二列では収まらないほど多種多様なものが出版されています。それらの本を眺めるのは楽しいですけど、基本的には美辞麗句で紹介されているので、どこが本当に美味しいのか分からないのが欠点。ですから僕たちも昨年はユーロ高ということもありましたが、「3つ星○○○」などという店には一切行きませんでした。
 
そもそもそこら辺で売っているものも、ふらりと入ったお店もなかなかの味でしたので、十分満足しておりましたし。特筆すべきは、パンの美味しさ。長く滞在して何度も味を比べたら、たぶん「おいしい店、まず店」というのはあるんでしょうけど、パンはどこのパンも美味しいというのが、我々夫婦の感想。それは例えば機内食でも変わらず、エールフランスで供されたパンも美味しくて何度もお代りをしました。機内食を美味しいというのはどうかと思いますけど、「このパンとこのワイン(特別にファーストクラス用をもらった)があれば満足だ!」と思ったものです。 

 この程度の味覚の夫婦ですので、前述したように昨年のパリ滞在では名もなきカフェ(例えば画像のような)で食事をしても必要Photo 以上に満足しておりました。帰国後、「パンがおいしかった」という話を友人(自称パリ半可通)にすると、「今度パリに行くことがあったら、ここに行ってごらんよ」と紹介されたのが、パリっ子にも人気のパン屋さん「JULIEN」。バケットが有名で、たくさんの賞を受賞しているらしい。種類も多く、ケーキ類もあるとのこと。教えてもらった住所を調べると、宿泊するホテルから徒歩圏内。ルーブルからも近いので、午前中のルーブル見学の後は、ここでパンをテイクアウトしてメトロに乗り、リュクサンブール公園のベンチに座って、パンを齧ることに致します。

JULIEN/M 1Louvre-Rivoli
75,rue Saint Honore 75001 Pari

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12月26日 パリ妄想日録 4日目

 今回の旅は年末のあわただしい時期に無理やり8泊10日で日程を組んだので、旅の目的はあれこれ回らずにパリの美術館巡りに絞りました。ですからホテルもコンコルド広場近くに泊まることに。ここからなら、ルーブル・オルセー・オランジェリーは徒歩圏内。でも美術館巡りって、殊のほか体力がいるんですよね・・・。名作鑑賞って精神的にもタフでなければなりませんね、というのがヨーロッパ旅行、昨年の感想。
 
ところで自称芸術家の愛妻の興味や関心と僕の関心とはかなり異なりますから、美術館巡りは基本的に別行動。お茶の時間か、夕方の時間に待ち合わせて、コーヒーを飲みながら、或いは、ワインを片手にその日の互いの成果(?)を語り合うのが精神衛生上にも良いようです。妻の見方も興味深く耳を傾けることができるし、旅の楽しみの一つですね。

 これまた物の本の受け売りなのですが、ルーブル美術館が現在規模となったのは、19世紀半ば過ぎから。17世紀後半に王宮の機能をヴェルサイユに移していたので、ナポレオン3世の命を受Photo_17けたオスマンのパリ改造が行われるまで、宮廷の体をなしていなかったといわれると俄かには信じがたいですけど。
 それにしても現在のルーブルはちょっと広過ぎますね。展示品にしても19世  紀後半のものは、オルセーに移っているので、馴染みがない宗教的要素の濃い作品も多いですし。
 僕は美術品を鑑賞するとき、「我が家の食卓にこれを飾ったらどうなるかな?」とか「寝室の方が良いかも」などと、妄想しながら鑑賞します。するとルーブルの芸Photo_18術品は「我が家に飾る」という前提では大きい過ぎるものが多いので、別の妄想をすることになります。例えば「ナポレオンの戴冠式」は 迫力のある大作ですけど、「これをどうやって我が家に搬入するか」という妄想を巡らすことになります。とてもエレベーターには入りそうにないし、そもそも玄関さえ通る疑問。すると外側から吊るして揚げるしかなさそうですけど、一体いくらかかるんでしょう・・・って全く無駄な妄想を巡らすことになります。このようなくだらない妄想を廻らしていると絵の印象が残らないことになり、後で愛妻から「何を見ていたのか」というお叱りを頂戴することになるわけですね。ですからオルセーの方が僕のような素人には楽しく鑑賞できます、多少なりとも馴染みのある芸術家の作品も多いですから。ありきたりですけど、ゴッホ、ドガ、ゴーギャン、等が好きです。

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画像で確認したらオルセーだってこじんまりしているとは言い難いですね。

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12月25日 パリ妄想日録 3日目

 本日はクリスマス。カトリック国であるフランスでは、厳かな日。これ又本の受け売りですが、日本のように恋人たちが活躍する日ではなく、家族で過ごす日のようで、一部の店を除くと、ほとんどのお店が閉まるようです。美術館も例外ではなく、旅の目的である美術館巡りもこの日は諦めます。

 3年前のクリスマスはカウアイ島で過ごしましたが、この南の楽園にあってもほとんどのお店が閉まりPhoto_20、夕食を取るのに苦労したのが思い出されます。ですからこの日の食料は前日から確保しておくことにします。とは言っても、大都会パリですから、ホテルのレストランなんかは開いているんでしょうね。

 クリスチャンでないけれど、クリスマスのミサは興味があります。夕食を家族で取った後、夜のミサに参加するのが、カトリック教徒であるフランス人の行動パターンらしく、そのミサには異教徒であっても参加できるようなので、ノートルダムに行ってみることにします。 それからこの時期のシャンゼリゼ通りのイルミネ ーションの美しさは格別らしいので、これも楽しみの一つですね。ミサの前に愛妻とともにシャンゼリゼ通りのそぞろ歩きを楽しむことにしますか。ただ、二人とも寒がりなので、防寒は万全に致しましょう・・・・ホカロンをお忘れなく。
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シャンゼリゼ通りは途中から雰囲気ががらりと変わります。
 コンコルド広場までの通りの両側には芝生と木々が広がります。こういう雰囲気もこの通りを世界的に有名にしている所以なのでしょう。

 

 この記事を書いた後、あれこれ調べてみたら、ムーランルージュのショーはこの日もやっているとのこと。ディナーショーは高いけれど、9時以降のカクテルショーなら100ユーロ以内ということなので、日本で予約してみました。フランス文学者の鹿島茂氏も「一見の価値あり」とどこかで書いていたので、楽しみにしております・・・・・
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12月24日 パリ妄想日録 2日目

 定刻であれば、昨日は夕方にシャルルドゴール空港到着のはず。おそらくはホテルについてバターンキューでしょう。そして今日からパリ妄想巡りは本格化します。
 パリを象徴するモノ・コトは人によって色々でしょうが、エッフェル塔がその一つであることは異論のないところでしょう。いつも多くの観光客で賑わっています・・・しかし昨年パリを旅した時は自称・芸術家である愛妻のご下命により、美術館巡りに多くの時間が割かれましたので、エッフェル塔には、行けませんでした。この事は「バカとなんとかは高いところが好き」を自でゆく、不肖新太郎としては一番の心残りでございました。そこで今回は愛妻と約束して、「ルーブルの前にエッフェル塔へ」という計画になっております。
 Photo 物の本によると、エッフェル塔には高さに応じて第一~第三展望室まであるそうで、ご存じの方も多いと思いますが、特別の消印の郵便局や、写真スタジオ、高級レストラン、そしてエッフェルの蝋人形までかゆい所に手が届く品揃え。子供だましが大好きな私ですので、こうして書いているだけで心が弾みますなぁ。第三展望室での360℃のパノラマと夕方から夜にかけての眺めがお勧めと鹿島茂氏はおっしゃっております(「文学的パリガイド」)。

 エッフェル塔と言えば、日本人なら、東京タワーを連想する人も少なくないはず。私は東京で生まれ大学までは一時期を除き、中野で暮らしておりましたが、東京タワーの展望台まで登ったのは、2度だけ。思い出すのはこれまた子供だましの今はなき蝋人形館。子供ながらに「これは子供だましだ」と感じた記憶が。エッフェル塔はパリっ子の自慢で、エッフェル塔のないパリは考えられないらしいですけど、東京タワーに登った事のない、江戸っ子は少なくないはず。しかも電波塔としての役目も終わるとのことで、単なる鉄の塊となる日も近いかもしれませんね・・・。

 3年後には押上に600メートル超の東京スカイツリーなるものが完成するそうですが、東京タワーはどうなるのでしょうか。
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12月23日 パリ妄想日録 1日目

 ふふっ・・・今日からパリ。思わず笑みがこぼれる。でもこれはあくまで妄想。だってこの駄文を書いてるのだって2週間前の12月9日。公開は旅行中に。今日から1週間ほど、「パリ妄想日録」にお付き合いください。

 初めてパリに行ったのは昨年。思いがけず休暇が取れ、そして愛妻は転職してまで休みを作り、二人で約3週間の旅を楽しみました。オランダ・アムステルダムからスタートし、イギリスを廻り、フランスはボルドーから入り、モンペリエ・マルセーユそしてパリで旅行を締めくくりました。今から思うと夢のような時間で、これは絶対バチ当たるよと二人で言い合っていましたが、予想通りになった。でも楽しい思い出は些かも褪せることはありません。その中でも一番の思い出はパリ。素晴らしかった。ところがほぼ旅が終わるころ、事件が。詳細は思い出したくないので省きますが、犯罪被害者となってしまい、僕たちにとってはかなりの額を失うことになりました・・・・。日本でも乗った事のないパトカーにパリで乗ってしまいました。警察署まで同行し、取調室(?)で英語できる警官が登場し、事情をいろいろと聞かれました。翻訳機を片手につたない英語であーでもない、こーでもないと訴えかけました。それ以来「embassy(大使館)」という単語が頭に刻まれることになりました(もしかしたら基本単語かも?)。被害届を出し、証明書をもらい警察署を後にしましたが、パリでの素晴らしい思い出がすべて吹き飛ぶような暗い気持でした。「パリには、二度とこないぞ!」と誓った瞬間でした。

 翌日は帰国の日だったので、まだすっきりしない気持で、空港へと向かいました。受付カウンターでパスポートを差し出すと、奥から日本人スタッフがやってきて、「昨日は大変でございましたね。せめてものお詫びとしてビジネスに空席がございますので、そちらに座って頂きます」と言われました。二人ともびっくりして、頭の中は謎だらけになりました。
 後になって真相を知りました。昨日の警察官に帰国便についてしつこく聞かれていました。どうもその警察官が知り合いのエールフランスの社員に電話して掛けあってくれたようでした。マニュエラ!ありがとう!見てないと思うけど。
 そしてパリに一言。汚ねぇぞ!パリ、嫌いになれないぞということで、前言を翻し、パリ再訪を誓ったわけです。
 
そういうわけで、僕らにとって世界一の飛行機会社はエールフランス。初ビジネスでしたし。慣れてしまうと特に座席がゆったりしているというわけでもないですが、心なしか、スチュワーデスの笑顔が違うような。白ワインを頼んだら、ファーストクラス用のものを持ってきてくれて、隣に愛妻がいなければ思わず恋に落ちるところでした・・・エールフランス万歳!
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 この話のオチはそれにもかかわらず、今回の妄想旅行では全日空を利用するということ。ごめんね、エールフランス。でも全日空の方がはるかに安かったんだよ。

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12月6日の主夫生活

 昨日で研修が終わり、ほっと一息。今日は午後からあいさつ回りの予定ですので、それまでは家事全般をこなしておきたいところですが、早くも現実逃避で、ブログをアップしております。と言いながら、特に書くことはないんですけど。

 愛妻(自称芸術家)は今朝も早くから、アトリエへ。昼食は仲間とランチをするとのことで、本日はお弁当なし。来年の個展に向け、気合いが入っているようです。
愛妻の絵を夫である僕は公平には評価できないと思いますが、伸びやかで、色彩感覚に優れていると思っています。愛妻の許可が出れば、いま取り組んでいる最新作をこのアップしたいのですけど。近年は「花シーリーズ」と称して、花ばかり描いているので、我が家には四季折々の花の絵が溢れております。とはいえ、頻繁に架け替えをするわけではないし、100号の大作なんかは、動かさないので、リビングにはいつもゴッホも真っ青の「ひまわり」が掛っています。そしてこの「ひまわり」が愛妻の絵の中で、一番好きな絵です。初期の作品なので、愛妻はそれを言われるのを嫌がりますが。

 昨年、まだ会社勤めだった頃、思いもかけず、休暇が取れ、しかも愛妻は転職してまで、休みを作って、ヨーロッパ3カ国(オランダ・イギリス・フランス)を旅してきました。どこでも愛妻の希望(命令?)で美術館巡りだけは欠かしません。それぞれの国に特色ある美術館がありましたが、やはり質量ともにパリが群を抜いていました。その中で、僕のお気に入りは「ギメ美術館」、愛妻のお気に入りは「オルセー美術館」です。オルセーは僕のような素人でも知っている名作が並んでいますから、その迫力に圧倒され、頭がクラクラしました。僕はオルセーを「名作地獄美術館」を名付けております(センスゼロ)。名作を続けてみるのも考えものですね。
 ところで多くのパリの美術館が無料入館日というのものを設けています。ルーブールへは滞在中、3回足を運びましたが、そのうち1回は無料の日に行ってみました。混むのを覚悟していましたが、それほどでもなく、「これが日本ならどうなるだろう」と考えたりしました。
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 上の画像はその日のルーブル。モナリザを除いて、比較的ゆったりと見ることができました。パリの美術館は入り口で少し並ぶことはありますが、それほど混んでいないというのが、僕たちの印象なのですが、特別展ではまた別なのでしょうか・・・・。それでもかつて京博の「雪舟展」で3時間以上並んだことに比べれば・・・。

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11月3日の主夫生活 ~実家での収穫祭の巻~

 まだ実家におります。まずは朝ごはん。主夫生活は開店休業で、母が作りました。
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 特に変わったものはありませんけど、日本の正しい朝食という感じです。普段は野菜ジュースとコーヒー、ヨーグルトくらいで、しっかり朝食を取ることは少ないのですが、今日は美味しく頂きました。
 食後は運動を兼ねて、母の家庭菜園の手伝い。母の号令一家、愛妻とともに、まずは柿の収穫から開始。

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 30分ほどの作業での成果は次の通り。
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 さらにサツマイモも。

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 形は悪いけれど、味はなかなか(のハズ)。愛妻はサツマイモが好きなので、どんな料理にしましょうか・・・・
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 「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざもありますが、我が家では禁句。愛妻の好きな野菜です。
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軒下に吊るした玉ねぎ。しばらく玉ねぎを買わなくて済みそうなので、主夫としては有難い…。
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収穫には少し早いかな。でもなかなか立派に成長しています。さすがに虫に食われていませんね。

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 休憩中に撮影しました。蜜を吸うのに忙しいらしく、カメラをかなり近くまで近付けても全く逃げるそぶりはなし。この辺りの昆虫は緊張感には欠けるのかも。
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 ミモザの木。春には黄色い花をつけます。母曰く、フランスでは春を知らせる花らしいです。「ミモザサラダ」はミモザの黄色い花を模して、ゆで卵を散らして作るサラダ・・・・これも母曰くなので、正確でないかも。

 いずれにしても収穫祭(?)は楽しい作業となり、親子の会話も弾みました。70台をまじかに控えた母で、普段は「物忘れが激しい」と嘆いていますが、植物の知識には驚かされます。それにしても農作業は想像以上に重労働で、母との同居を近い将来考えないといけないですね。


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11月2日の主夫生活

昨日の午後より、電車に揺られ、実家に帰っておりました。昨日の夕食は実家にて、母と愛妻と3人で。特に手の込んだものはないですけど、母の手料理を紹介するという子馬鹿ぶりをご覧ください。

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ポイントは柿。「酒の当ての前菜に果物が入るのはねぇ~」とお考えの方。僕もその一人でしたから気持はよくわかりますが、これはいけますよ。だまされたと思ってお試しあれ。

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 特にコメントはなし。作っているところを観察すると僕が作るより、はるかに手抜き。それにもかかわらず、味は母の方が上。年期が違うと言われればそれまでだけど母の味の領域に達するのはいつの事やら・・・・。

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 実家は海に近いので、お魚は新鮮でしかも安い。この中で特筆すべきは、「天然のはまち」。うまい!!

本日のお酒はこれ。
E  山口の酒蔵、旭酒造「獺祭」(だっさい)。このお酒は現在こそ、ニューヨークにも販売所があり、全国区となりましたが、販売量が限られているので、どこにでも手に入るものではありません。まだ名が知られていなかった、7年前に酒蔵見学に行き、すっかりファンになってしまいました。
HP(http://asahishuzo.ne.jp/)もあり、そこからも買えますが、写真のものは、限定品らしく、HPの商品ラインアップには見当たりませんでした。実家の近所の酒屋さんで1470円でしたから、非常にお得だと思います。因みにHPの「純米大吟醸」は2種類ありますが、2350円と5250円(いずれも720mℓ)ですから、この限定品は値段の上からもかなりお得ですね。

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みんなで鍋をつつけば、特に凝ったものでなくても幸せ。美味しい日本酒とともに、楽しい夕餉となりました。メデタシ、メデタシ・・・・・

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10月21日の主夫生活 ~掃討作戦展開中のお弁当~

 本日も晴天なり。一日の始まりがさわやかな今日この頃、近頃の心の友、「静御前21号(仮称)」のスイッチを入れます。つまり洗濯です。そして掃討作戦展開中のお弁当作りへ。と言っても、作戦展開中に付き、メニューは限られます。昨晩の残り物へのアタックを忘れてはなりません。その戦果をまずは。

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昨晩のおかず(当て?)が偲ばれるメニューですなぁ。
サンマの塩焼き(法令に基づき、大根おろしとスダチ付)、厚揚げをネギとともにジャジャっと。ゆで卵、期限切れハムを炙った下に、隠れて見えない恥ずかしがり屋のブロッコリー。色づけにカイワレをパラパラと。
お手軽ですが、僕としては見た目や栄養のバランスも考えているつもり。しかし愛妻からは「サンマは匂いがきついから、銀紙で包み、厚揚げとは別にすること」というアドバイスを頂きました。了解、次回からは気をつけましょう。

 さて数ヶ月前に主夫生活が始まり、、お弁当作りもその直後からスタートしたわけですが、最初の頃はずいぶんメニューに困りました。少しは慣れましたが、基本的に今でもそれは変わらないので、お弁当に関するブログを覗いては、参考にさせてもらっています。驚いたのは作り手の思いが込められたお弁当が多いことで、「お弁当というのは、一食分の食事以上のものがあるなぁ~」としみじみと感じているわけです。
 そして
こうしてお弁当を作っていると思い出すのはかつて母が作ってくれたお弁当です。母のお弁当は「見た目の美しさ」というものとは、無縁でしたので、ずいぶん文句を言ったものでした。しかし、自分が作るようになってよくわかった事は、母のお弁当は栄養バランスも取れ、品数も多くて、手の込んだものだったということです。確かに母も夕食の残りものも利用していました。しかしその多くが出来立てのもので、朝の忙しい時間に毎日大変だったなぁと今頃になって気づくわけです。察しが悪いのにはほどがありますけど。ただ母は今も健在なので、感謝の言葉を伝えられるのは有難いことです…って言ったことないけど。

 ところで、数あるお弁当を中心としたブログの中でマイベストは「型絵染めイラストレータ たかはさち」さんのブログです。とにかくsachiさんのお弁当は凄すぎる!まずは圧倒的なかわいらしさ。例えば10月16日にアップされているお弁当は、「おさるさんカレー弁当」ですけど、一目見たとき絶句でございました。(僕が書くと誉めてるのか、けなしているのか分からなくなるので、百聞は一見に如かずなので、興味のある方は覗いてみてください)。思わずコメントをしたら、丁寧なお返事を頂いて、 ①お弁当を作りだしたのは割と最近であること ②見はた目だけでなく栄養バランスにも気を配っていること などを知りました。さらにsachiさんは「私の母の作った幼稚園のときのお弁当は、冷凍食品なしのみな手作り、見た目も食べやすさも味も自慢のお弁当でした。(中略)今になり、亡き母に感謝。いろんなメッセージをお弁当お通じてまなんだなぁ。誰かをおもって作る料理。それだけで十分ですよね」とも。そして僕はかつて作ってくれた母のお弁当から発信されていたメッセージを理解するのです。ごめんね、お母さん、高校時代毎日お弁当作ってもらったのに、一所懸命、勉強しなくて・・・・(;´д`)トホホ…。という反省文を書いていたら、静御前が終了の合図を叫んでいるので、干してきます。

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